今読んでいる「食べる日本語」(早川文代)によると、
「至味」とは、「この上ない美味を表す言葉」であり、
中国からきた古い言葉で、「至」の字は、矢が地面にささった様子を表し、到達するという意味を持ち、
「至味」には「苦労の末に到達する得難い美味」のニュアンスがある、と書かれています。
Bring It on Home... The Soul Classics
タワーレコードで購入した、このCDを昨日はずっと聴きながら、この言葉を思い出しました。
(…ここまで書いて、昨日は出かけました。
土曜の出勤は、NHK-FMのピーター・バラカンさんの番組を聴くことにしているのですが、昨日はこのアルバムも紹介されていましたね。
以前アーロンの“A Change Is Gonna Come”を始めて聴いたのも、この番組でした。)
驚くような仕掛けは何もありません。
カバー・アルバムにありがちな、捻ったアレンジもありません。
誰もが知っている、どこかで聴いたことある、まさにソウル・クラシックスばかりを、丁寧に、しっかりと歌っています。
聴いているうちに、体の中からあったかくなってきます。
心までポカポカしてきます。
演奏はこんなに素晴らしいメンバー。
でも何度も聴いているうちに、そんなことはどうでもよくなってきました。
この歌に、演奏に、ただ浸っていたい。
ジャケット裏には、小さな文字で、「ハリケーン・カトリーナ被害者へ捧げる」旨が記されていました。
追記
私がリンクしているブログで、同じアルバムをとりあげている方が3人います。
アーロン・ネヴィルはソウルを想う
Aaron Neville/Bring It On Home... The Soul Classics
ここから始まった音楽@NewOrleans



買いました。
輸入盤が出たときおもわず手がでそうになったのですけど、
「日本盤にボーナス追加」の文字にひたすら待ちました。
待ったかいがあった2曲です。
ええ、私もタワーで2つ並べて悩みました。
日本盤は普通のプラ・ケース。輸入盤は紙ジャケ、でも結局、ボーナス曲には勝てませんでした。
毎日、浸りながら、噛み締めています。